休眠会社にＭ＆Ａを用いたケース

会社概要

創業35年、売上規模20億（休眠会社）、時価総額15億、会長75歳、後継者40歳　

要望

社長

経営は任せるが、株主としての権利はしっかりと主張したい。
毎年維持費がかかっており、現金預金も少なくなってきたので対処したい。

後継者

独立して生計を立てているため一定の権利主張はしたい。
経営の意思はなく、社長健在の間に解決してほしい。

親族株主

一定の権利主張はしたい。

現　状

・長年製造業を営んできたが、一昨年より休業状態となっている。

・保有する固定資産はメンテナンスされており、環境を整えれば再稼働可能である。

問題点

・資産の固定資産割合が非常に高く、会社清算に動いた場合、処分費等で持ち出し資金が必要になると見込まれる。

・相続が発生した場合、相続税が相続時の金融資産を大きく超えてしまう。

費用負担無く会社を清算しました。

会長に退職金として3,000万円を確保しました。

社長に対し5年間の継続収入を確保しました。